トゥラシー

トゥラシー(ホーリーバジル)は、シソ科メボウキ属の植物でバジルの一種です。

インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、トゥラシー(ホリーバジル)は「母なる薬草」として、家族の平和と健康を守る 植物として愛されてきました。 肉体的トラブルだけでなく、ストレス解消にも役立つと言われています。

クリシュナトゥラシー    

オオヤトゥラシー    



 

トゥラシーには大きく分けて、クリシュナトゥラシー、ラマトゥラシー、バナトゥラシーがあります。

インドでは、クリシュナトゥラシー が最も薬効が高いとされていて、葉の色が濃いことから黒トゥラシー (シャーマントゥラシー )

とも呼ばれています。日本の気候では、栽培が最も難しいと言われている品種です。

日本の気候でも比較的栽培しやすい品種は、ラマ系でその中でもオオヤトゥラシー は日本で育てやすく改良された品種です。

こちらは香りが高く、花が大きくて華やかな印象です。

 

クリシュナトゥラシー は、インド亜熱帯の育ち

日本の中でも一番内陸部の平野の広いエリアは関東平野北部ですから、その一帯が一番インド大陸に近い状況です。そう言うところの土の質はインドに近い可能性があります。そう言った意味で、日本でクリシュナトゥラシー を育てるのは、関東平野北部が適しています。

 

群馬県伊勢崎市にあるクリシュナの里は、関東平野の北部に位置しています。

冬季以外は比較的インドに近い気候風土だと思われます。ただ、冬季の気温低下があるから、通年の栽培は無理と言う弱点はありますが、それ以外はベストの条件になっています。インド育ちのクリシュナトゥラシー は、気温50℃になることもある中で育っているため、内陸部の異常な高温でも大丈夫。とても旺盛、元気に育っています。 

豊かな効能

トゥラシーは色んな国や機関で研究され、その驚くべきパワーが報告されています。抗酸化物質を多く含む強壮効果のあるハーブとして分類され、消化、解毒、浄化作用、呼吸器系に効能を提供するとの報告がされています。またトゥラシーは「アダプトゲン」の一つとしても認定されています。 (アダプトゲンとは、身体に無害でストレスへの抵抗を助け、ウィルスや疲労・身体のバランス維持を助けるなど、様々な面から健康維持をサポートしてくれる物質の総称です。)